当教室門下生の加藤楓さんが全日本学生音楽コンクール声楽部門で２位に選ばれました！

第７７回全日本学生音楽コンクールは、学生コンクールの中では日本で最も由緒あるコンクールです。
全国から集まった大学院生までの学生が、予選、本選、全国大会と勝ち抜いて順位を競う非常にシビアな大会で、古くから毎日新聞社が主催し、ＮＨＫが後援しているので、毎日コンクールの学生版ともいわれています。

今回は大学の部において、予選１６１名、その中から本選に進めたのが５２名、さらに全国大会に残ったのが１０名でした。
在籍大学は東京藝大２名、愛知芸大２名、大阪音大２名、そして桐朋、日大、エリザベト、大分芸術文化短大が各１名の計１０名です。

加藤楓さんは４才のときに当教室にお入りになりました。
とてもかわいらしいお嬢さんで、お絵かきや綺麗なものが大好きでした。

写真は幼少時の楓さんです。

小さい頃はピアノとソルフェージュを勉強していましたが、中学１年生から声楽もレッスンすることになり、声楽での受験も視野に入れることになりました。

毎年の当教室の発表会ではめきめきと上達し、桐朋学園大学の声楽科にトップの成績で合格して大学を首席で卒業、桐朋の卒業演奏会に選ばれると同時に成績優秀者に送られる「佐々木成子賞」を受賞しました。

そして大学院２年の今年、学生音コンとしては最後のチャンスとしてチャレンジしたこのコンクールでみごと２位を頂くことができました。

本当によく頑張ったと心からの拍手を送りたいと思います。
ほんとうにおめでとうございます！！

歌手としてのキャリアはこれから花開いていくことと思いますが、さらに研鑽を積んで、誰もが知る名プリマ、歌姫になって欲しいと思います。
また、それができる人だと信じています。

そのお手伝いができるよう、私もこれからも一所懸命サポートしていければと思っています。
ほんとうにおめでとうございました！！