夢と自信

夢と自信

夢を叶えること

これから夢を叶えたいと思っている人へ。

あなたには将来叶えたい夢がありますか?
その夢は必ず叶うと信じられますか?
「夢」と言う言葉が大きすぎるならもう少し小さな目標でもいいかもしれません。
「あんな演奏ができるようになりたい」
「あんな舞台で客席を満員にしたい」
それも「夢」です。

そんな「夢」はあるけれど、絶対にできる「自信」はない。
そうあなたが思っているとしたら、それでいいのです。
それが当たり前なのです。

今まで学校で習ったこと、そこには答えが常にありました。
公式にあてはめて正解すれば〇になりました。
100点取れば成績は5になるとか、
「決めたゴールに行きつくためには何をすればいいか」が見えていました。

でも「夢」は違います。
どうすればそこにたどり着けるか正解はわからず、誰も教えてくれず、
今向かっている方向が合っているのかもわかりません。
それが「夢」の特質なのです。
実際「夢」が叶わない確率は99%以上とも言えます。
だから叶うと思えない方が普通なのです。

でも、「夢」は叶います!
え?
今99%叶わないっていったばかりじゃない、って思いますよね。

では「夢」の叶う仕組みを説明しましょう。
下の図を見て下さい。

Vの字の一番下にあなたがいると思って下さい。
あなたはこれから夢に向かって進もうと思っています。
頑張っている途中で壁にぶつかります。
壁はそそり立っていて自分には乗り越えることが不可能に思えるかも知れません。

その時に二つの分かれ道があります。
青丸の「夢をあきらめるのか」
赤丸の「努力、工夫、または光がさすまで辛抱し、夢はあきらめない」
のか。
赤丸の「続ける」方を選んで頑張ると道が開けしばらく進むことができます。
でも次にまた分かれ道がやってきて・・・。

「夢」を叶える道はそう出来ているのです。
常に赤丸を選び続けること、なのです。
『なるまでやればなる』
至言です。
ただ上の図を見てわかるように、分かれ道が多ければ多いほど諦める可能性も増えてきます。
夢が大きければ分かれ道もまた沢山出てくるのです。
だから「自分には無理だ、大それた夢だったんだ」と考えて諦める確率は高くて当たり前なのです。

ただし、反対のことも言えます。
自分にとって諦めきれない夢なら赤丸を選び続ければいいのですから、
ずっと赤に進みさえすれば、「夢」は必ず叶うとも言えるのです。

ではそこを分けるのは何でしょう。
それは「自信」です。

自信とは

「自信がある」「自信家」「自信満々」
日本人特有なのかも知れませんが「自信」ってあまりよくないイメージです。
「自信家」は本物の天才かちょっと勘違いした人にしか通用しない気がします。

私が言いたいのはその「自信」ではありません。
上記の自信は根拠がないのです。
出来なくてもやたらと自信だけがあるのです。
自信とは本来「自信ゼロ」から一つずつ小さなことから達成して「自信1」「自信2」と積み上げて作るものなのです。
だから何かにチャレンジする前から「自信がありません」なんて言う人はちょっとおこがましいのです。
もともと自信があるのが当然と言うところから発しているように思えます。
「自信」は無いところから畑を耕すように作り上げるものなのです。

「自信」
とは「自分を信じる」ことです。
何も芽が出ていない自分の畑を耕せることを信じてあげること。
自分に種が蒔けることを信じてあげる。
自分に毎日水が撒けることを信じてあげる。
日が照って暑い時も、
雨の激しい時も、
自分が畑を見捨てない人だと信じてあげる。
私にはきっと何かができる。
作物を実らせることができる。
この世に生まれて夢を持った以上、いつかきっとできる。
と自分を信じて励まし続けることこそが「自信」なのです。

その力以上に「夢」を叶える大きな力はありません。
親が反対しても、友人が無理だと言っても、
いえ、だからこそ自分だけは自分を信じてあげなきゃ。

ぜひ、自分を信じつづけて、夢を叶えて下さい。
そしてこれから夢を叶えようとする人を「きっとできるよ!」
と励ませる大人になって下さい。
そうやってこの素敵な地球のリレーをしていくんですよ!
バトンはあなたに渡りましたよ!

頑張って!!

おおー、最後は壮大だ~❤